さぬきエンジェルスイート

香川県オリジナル品種


さぬきエンジェルスイート


最盛期 11月


「さぬきエンジェルスイート」の来歴
香川県農業試験場府中果樹研究所で、静岡県から導入したキウイ「79-1-2」に中国系キウイフルーツの品種の雄品種を交配して育成した品種です。
 香川県が開発した、非常に甘く、種子周辺部がリング状に赤くなるキウイフルーツの意から、「さぬきエンジェルスイート」と命名し、平成22年に品種登録を出願しました。
現在は、現地試験場として、約1ha(平成23年)で栽培され、約1tの果実が、京浜及び県内市場に出荷されています。



主な産地
高松市、善通寺市


セールスポイント


記憶に残る上品な甘さが特徴です。
糖度は、ヘイワードより4度以上高く、酸味が少ないため、和三盆糖のような上品な甘さで、記憶に残る甘味です。
また、光センサーを用いた非破壊糖度計測器で、収穫前に全園地で追熟後の糖度を測定し、出荷しています。
平均糖度17度以上である最高級の糖度の果実は「特秀」、平均糖度15度以上の果実は、「秀」として出荷しています。


非常に簡単に食べられます。
1果あたりの重さは100g前後と一般的なキウイフルーツと同じです。しかし、果皮に毛がなく、厚みがあるため、ハーフカットするとカップアイスクリームを食べるように、スプーンですくって食べられます。


果肉は天使の輪のように美しく色づきます。
  成熟すると果肉の中心にある種子周辺部がリング状に赤く色づきます。
香川県では、国内で唯一、キウイフルーツの袋掛け栽培を行い、美しい外観に仕上げています。

キウイ特有の、ヒリヒリ感がありません。
キウイフルーツには、パイナップルと同様に、たんぱく質分解酵素「アクチニジン」が含まれます。
しかし、さぬきエンジェルスイートでは、アクチニジンが含まれていないと思われ、キウイフルーツを食べた後に感じるヒリヒリ感がありません。
このため、キウイフルーツが苦手な子供も食べられます。

 
出回り時期は、わずか2週間だけの極希少品です。
 海外産ゴールドキウイフルーツが少なくなる11月上旬から約2週間だけ出回ります。

さぬきエンジェルスイートを美味しく食べるコツ
さぬきエンジェルスイートを美味しく食べるためには、お店で購入後、家庭で追熟させる必要があります。
  ポリ袋にリンゴを1個とキウイを一緒に詰めると、追塾が早く進むばかりではなく、しなびずに本来の風味に仕上がります。
縦に軽く指で押してみて、少しへこむくらいが食べ頃です。

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